高価な身の回り品も相続税の対象に
相続税の資産の対象となるのは、貴金属や宝飾品、時計、バッグや洋服、着物なども、高価な品物であれば相続税の資産として扱われます。
もっとも、経年劣化が激しいものや一般的な耐用期間が経過したものに高値を付けることはできないでしょう。
税務調査では、専門業者による査定を取るように指示されます。相続税の調査実施率は申告数の3割に上ります。
査定業者に知り合いがいる場合はいいのですが、結構な手間となります。
所得税の1パーセントや法人税の4%の調査実施率に比べると数字が大きいといえます。
今後、マイナンバー制度が導入されると、お金の流れや生活が今以上に国に明瞭になります。
そこで、高価品で使用していない物については換価してお金にしておくことも考えることができます。